プレスリリース: 2018年07月26日

HP、商業印刷の分野でデジタル印刷の価値を高める新ソリューションを発表

IGAS2018において、高付加価値アプリケーションと印刷環境の自動化を促進する新ソリューションを公開



2018年7月26日

株式会社 日本HP


株式会社 日本HP(本社:東京都江東区代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、IGAS2018において、印刷会社がデジタル印刷ビジネスを加速させるために必要な新ソリューションを発表します。日々数千の印刷ジョブへの対応が可能となり、インダストリー4.0の実現に貢献します。また、印刷価値の向上、品質の向上、自動化されたデジタル印刷の環境を提供します。

HPのHP Indigo担当ゼネラルマネージャーであるアロン・バーシャニー(Alon Bar-Shany)は次のように述べています。「世界中でHPのB2サイズ対応デジタル印刷機がすでに800台以上導入され、お客様のビジネスは市場のペースを上回って成長を続けています。HP Indigo デジタル印刷機を導入しているお客様は、高付加価値アプリケーションや、PrintOS、その他ソリューションによる印刷の自動化により、収益を向上させています。今回これらの分野で新たなイノベーションを発表できることを嬉しく思います。」

■高付加価値、高品質の印刷
商業印刷市場におけるコモディティ化が進み、高付加価値で高マージンの印刷アプリケーションに対応できることが、印刷会社にとってより重要となっています。IGAS2018では、これらを可能にするHP Indigoデジタル印刷機と新機能を紹介します。

〈高解像度イメージングシステムを採用したHP Indigo 12000 HD デジタル印刷機〉
B2サイズ対応の高解像度イメージングシステムを採用した「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」は、解像度が2倍となり、よりシャープかつ滑らかで微細な印刷を可能にします。これにより、印刷会社はオフセット印刷を上回る品質を実現し、ハイエンドの商業印刷と、写真用途における新たなデジタル印刷のビジネスチャンスを開拓できます。新しい高解像度イメージングシステムを採用し、水平方向に48本配置したレーザービームと最大290 LPIという高いスクリーン線数を使用しています。

《HP Indigo HDFM mode》
世界では「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」の導入が進み、印刷品質における新たなベンチマークとなっています。今回このデジタル印刷機に搭載する新しいHP Indigo FMスクリーニング技術「HP Indigo HDFM mode」(*1)をIGAS2018で発表し、世界に先駆けてデモンストレーションを行います。
「HP Indigo HDFM mode」は、インキのドットをランダムに分布することでインキドット配置の正確さを向上させ、ロゼットパターンやモアレの発生を抑え、高精細画像やハーフトーンのテキストにシャープな印刷品質をもたらします。「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」向けに開発されたこの新しい印刷技術は、特にプロフェッショナル写真や結婚式写真、カタログ、ポスター、招待状といった装飾的なテキストを使用するアプリケーションなどで効果を発揮します。

《株式会社ラボネットワーク、HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機国内初号機導入》
フォト関連グッズを手掛ける株式会社ラボネットワークは、プロ写真館向けの高品質フォトブック事業のさらなる加速を目的として、より高解像度な印刷を実現する「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」の導入を決定しました。ラボネットワークでは現在、「HP Indigo 10000デジタル印刷機」や「HP Indigo 7900デジタル印刷機」などを活用しプロ向けデザインアルバム「写真アルバムプロU」などのサービスを行っています。「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」を国内で初めて導入し、さらなる高品位な印刷サービスの提供を目指します。
株式会社ラボネットワーク(https://www.labonetwork.co.jp/

〈商業印刷向けシルバーエレクトロインキ〉
IGAS2018では、「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」の商業印刷向けHP Indigo エレクトロインキシルバーを初公開します。これにより、シルバーインキによるワンパス印刷や、普通紙での多様なメタリックカラー印刷を可能にし、高付加価値のビジネス機会を増やすことができます(*2)。

その他、結婚式の写真などハイエンド写真向けに、HP Indigoエレクトロインキのビビッドピンクとビビッドグリーンを提供開始します。また、従来の蛍光ピンクに加え、蛍光グリーンと、蛍光イエロー、蛍光オレンジも提供します。新しいHP Indigoの色域技術となる「ColorUP!」は、独自のカラープロファイルを用いてより広い色域を表現するためにCMYインキの追加版を生成し、オンプレスの色域を拡大します。

〈HP SmartStream Collage〉
新しいバリアブルデータ印刷技術である「HP SmartStream Collage(スマートストリームコラージュ )」を初公開します。「HP SmartStream Mosaic」に続き、「HP SmartStream Collage」は、ロゴやシンボルなどブランドを構成するエレメントをランダムに扱って自動でユニークなデザインを生成する仕組みを提供し、様々な商業アイテム、パッケージ、スペシャルティアイテム用に新しいデザイン効果を創出します(*3)。

〈ブランド保護〉
紫外線によって可視化される新しいHP Indigo エレクトロインキブルーとイエロー、そのほかの偽造防止や、トラック&トレース、プロセス管理のソリューションなど、高度なブランド保護ソリューションをIGAS2018のHPブースのセキュリティゾーンで国内初展示します。 これらの革新的なソリューションは、「HP Indigo 10000/7000デジタル印刷機」シリーズのお客様にソフトウェアアップグレードにより提供します。



■インダストリー 4.0を実践する自動化ソリューション
IGAS2018において、HPは、HP Indigoのお客様がインダストリー4.0のコンセプトを実践することを支援する様々なソリューションを紹介します。デジタルオートメーションが進む中、印刷機や印刷環境は、日々数千の異なるジョブをこれまでにないスピードで印刷し出荷できるよう、新しいソリューションにより最適化されます。

例えば、HPの印刷最適化ソリューション「PrintOS Print Beat」は、用紙替えの自動化のため、お客様が所有する複数サイト、複数台の印刷機フィーダーの情報にオンラインでアクセスすることを可能にします。リアルタイムの印刷品質エラー検出のためAutomatic Alert Agent (AAA)の機能を向上しています。オンプレス管理ツールの「Optimizer」は印刷のキューを管理し、印刷を継続しながらプルーフィングを可能にします。IGAS2018では「HP Indigoデジタル印刷機」をHorizon SmartStackerとインラインで連携して稼働し、ファイルから最終製品が生成されるまでのフィニッシングオートメーションによる生産効率を紹介します。

印刷生産プロセスを簡略化、自動化するクラウドベースのアプリケーション「HP PrintOS」の新機能は以下の通りです。

・「PrintOS Marketplace」は、HPおよびパートナーの幅広いクラウドベースの印刷ツールをHP PrintOSプラットフォームに統合して提供します。印刷機をこのオンラインコミュニティプラットフォームにアクセスすることで、知識の共有、成長や差別化のための機会の発見、生産プロセスの自動化を行うことができます。

・「PrintOS Jobs」によって、生産管理者は過去のジョブにかかった実際のコストを把握して正確な見積もりを作成することや、HP DFEやプレスのリアルタイムステータスを確認して情報に基づいた迅速な生産決定を行うことができます。 ・「PrintOS Color Beat」は、完全に自動化されたカラー検証とモニタリングツールです。高精度のカラーパフォーマンスを継続的に実行し、カラー品質において競合と差別化を図ります。

・「PrintOS OEE」は、業界標準のOEE(生産設備の稼働効率)を用い、HP Indigoデジタル印刷機の性能、稼働率、印刷品質などに関する生産性の向上を支援します。

・「PrintOS Site Flow」は、大量注文向けのエンドツーエンドの生産管理ソリューションで、発注、プリプレス、作業現場の管理、出荷を簡略化、自動化することで一日あたり数百、数千件という小ロットのジョブに効率よく対応します。

現在、HP Indigoデジタル印刷機、HP PageWide インダストリアルプレス、HP Scitexプリンターのユーザーを含む5,400社を超える印刷会社が「HP PrintOS」を利用しています。

■HP Indigo InnoPartner プログラム
「HP Indigo InnoPartner プログラム」は、パートナーシップを通じて、デジタル印刷市場の変革を加速するための新しいエコシステム構築を目指すグローバルのプログラムです。本プログラムは、パートナー企業との継続的なイノベーションとコラボレーションにより、市場におけるデジタル印刷機の需要を創出することを目指しています。
このたび、株式会社Amazing Dayが「HP Indigo InnoPartner プログラム」の国内初のパートナーとして認定を受けました。株式会社Amazing Dayは、自社が提供する印刷APIサービス「Codenberg(コーデンベルク)」をSansan株式会社が運営する名刺アプリ「Eight」のサービスと連携することで、名刺データを容易にHP Indigoデジタル印刷機で印刷できるようにしました。

■その他のデジタル印刷機
再整備品である「HP Indigo 7rデジタル印刷機」と、ラベルパッケージ向けに「HP Indigo 6900デジタル印刷機」を販売開始します。

〈再整備品HP Indigo 7rデジタル印刷機〉
「HP Indigo 7rデジタル印刷機」は、高い生産性と信頼性を兼ね備えたHPデジタル印刷機の再整備品です。「HP Indigo 7rデジタル印刷機」は、HPの工場で専門家によって設計された広範な部品交換とテストプロセスを経て再整備されたもので、新しく製造されたデジタル印刷機と同等の印刷品質と製品保証を提供します。「HP Indigo 7rデジタル印刷機」は、株式会社ビーエヌテクノロジーが国内のリセラーとして販売します。印刷会社におけるデジタル印刷ビジネスの立ち上げを支援するために、日本HPファイナンシャルサービス株式会社と連携した特別ファイナスプログラムにより月額37万円から「HP Indigo 7rデジタル印刷機」の導入が可能です(*4)。

〈ラベル/パッケージ印刷向けHP Indigo 6900デジタル印刷機〉
「HP Indigo 6900デジタル印刷機」は、対応可能なラベル市場を広げ収益を向上させます。

・「Pack Ready for Labels」は、食品、日用品、化学品、医薬品向けの耐久性の高いラベル印刷に適しています。4つのベータサイトにて現在、試験運用中です。

・HP Indigo エレクトロインキシルバーは、Pantone 877に準拠の幅広い色域にわたってメタリック効果を提供します。

・紫外線によって可視化されるHP Indigo エレクトロインキブルーとイエローは、ブランド保護および販促のラベルに適しています。

・印刷機に組み込まれたHP Indigo GEM加飾ユニットは、初の完全デジタル、ワンパスのラベル印刷および加飾ソリューションで、スポット、触覚、ホイル、ホログラム、ミニテクスチャ、ラミネート加工に対応しています。

さらに「HP Indigo 6900デジタル印刷機」には、高性能な「HP Production Pro for Indigo Labels and Packaging」が搭載されました。今後、本機能はすべてのラベル/パッケージ向け「HP Indigoデジタル印刷機」に展開されます。RIPの処理能力とEskoのColor Engineを備えた高性能のDigital Front Endにより、連続的なデジタル印刷の生産性と拡張性が向上します。



*1:「HP Indigo HDFM mode」の「HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機」への対応は2019年初旬を予定しています。

*2:HP Indigo エレクトロインキシルバーの「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」への対応は2019年初旬を予定しています。

*3:「HP SmartStream Collage」の提供は 2018年末を予定しています。

*4:当初2年間の価格となります。その後、支払金額が変わります。また、構成とリース期間、与信状況等により価格は変動します。



「HP Indigoデジタル印刷機」に関する情報は、以下のURLを参照してください。
  http://www.hp.com/jp/indigo


製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
 http://www.hp.com/jp/digital_pr


プレスルーム
 http://www.hp.com/jp/pressroom/

 


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