プレスリリース: 2012年04月24日
トピック: 新製品情報

OpenFlowへの取り組みとクラウド時代の革新的ネットワークビジョン「Virtual Application Networks」を発表

 


2012年4月24日

日本ヒューレット・パッカード株式会社


日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、クラウド時代の革新的ネットワークビジョンとして、「Virtual Application Network」(以下、VAN)を発表します。今回のビジョンでは、次世代ネットワーク技術「OpenFlow」への取り組みと、HP FlexNetworkアーキテクチャーに基づき、アプリケーション導入時間を大幅に短縮することが可能となり、クラウド環境に最適な柔軟性の高い仮想ネットワークの運用・管理の実現が可能となります。

従来型ネットワークでは、デバイスごとに複雑なコマンドラインインターフェイスやスクリプトを使用し、複数の管理アプリケーションにより管理を行っています。そのようなネットワークでは、昨今のアプリケーションの多様化、ユーザ管理の複雑さにより発生する変更、追加を手動で行わねばならず、コストがかかり非効率です。
例えば、500台のサーバーを擁する典型的なデータセンターには、サーバー毎に約20の仮想マシンがあり、ポート毎に50,000を超えるネットワークスイッチを手動で設定する必要があります。このような環境に新たなアプリケーションを導入した場合、サーバー、ネットワーク、データセンターに携わるチームには、最大1か月にわたる膨大な時間と調整が必要になります。

サーバーやストレージは、既に仮想化テクノロジーの急速な展開により効率性が向上しています。同様に、クラウド環境におけるネットワークでは柔軟性や効率性の向上のために、ネットワークを仮想化することが求められています。ネットワークの仮想化により、マルチテナント、マルチユーザー、マルチアプリケーション、マルチデバイスのニーズに効果的に適合するネットワークが実現されます。従業員、契約社員、パートナーが、必要とする情報に簡単にアクセスできる一方、セキュリティリスクはこれまで以上に効果的に緩和されます。

HPでは、サーバーおよびストレージの統合・仮想化の進展にともなうネットワークの複雑化や管理工数の増大に対応するため、いち早くOpenFlowに取り組んでおり、2007年からスタンフォード大学との共同研究も開始しています。また、OpenFlowの標準化を目的として、2011年に設立された「Open Networking Foundation」(以下、ONF)にも設立メンバーとして参加し、標準化の推進役を担ってきました。

すでに米国では、OpenFlowのテスト導入を行う多くの企業で、HPのOpenFlow対応ネットワーク製品が採用されていますが、本年2月には、1Uのボックス型スイッチからシャーシ型スイッチまで16製品を、OpenFlow対応ネットワークスイッチ製品として提供を開始しました。こうした背景の中、柔軟な仮想ネットワークの運用・管理を容易に実現するネットワークビジョン「VAN」を発表します。

「VAN」は、HP Intelligent Management Center (IMC)のアドオンモジュールです。アプリケーションに合わせたテンプレートを適用することにより、アプリケーション導入にかかる時間を大幅に削減いたします。また、実証済みのHPネットワーク仮想化テクノロジー(IRF)を活用することにより、ネットワーク管理がシンプルになり、アプリケーションの導入の際に関わるネットワークの構築時間を短縮できます。


<「Virtual Application Network」の概要>
「Virtual Application Network」は、次世代ネットワークとなる仮想ネットワークの柔軟な運用・管理を容易に実現する、クラウド時代に最適なネットワークビジョンです。ネットワーク運用管理ツール「IMC」向けに、「IMC VAN Manager Module」、およびAPI「IMC Extended APIs」を提供します。各製品の特長は以下の通り。

●IMC VAN Manager Module
ネットワーク運用管理ツール「IMC」の管理画面で、ネットワーク製品の一元管理を可能にするモジュール製品です。従来のリソース管理に加え、CLIやスクリプトを使用せず、テンプレートによりポリシー(帯域幅、プライオリティ、アクセス制御、セキュリティなど)の設定やネットワークリソースのプール化などを可能とし、柔軟な仮想ネットワーク運用・管理に対応します。

●IMC Extended APIs
ネットワーク製品の広範なAPIを提供します。これにより、様々なネットワークコンポーネントを簡単にオーケストレーションすることができます。

• HP IMC Virtual Application Networks Manager Module は、ネットワークを介してデータセンターのエッジスイッチを管理および構成する予め決められたパラメータと、サーバーの仮想マシンのポリシーを含むテンプレートのセットを使用して、アプリケーションの導入時間を大幅に短縮します。

• HP IMC Extended Application Program Interface (APIs) は、サードパーティの開発者が、HP IMCプラットフォームのコア機能を拡張するためにカスタムマイズされたアプリケーションを統合することができ、オープンで拡張可能なWebサービスプラットフォームを提供します。HP IMCは、HP Business Service Management (BSM) Softwareポートフォリオの中のHP Network Management Center (NMC) Solutionとも統合されています。この統合は、ネットワーク、サーバー、アプリケーション、および包括的なパフォーマンスと可用性の管理をモニタリニングすることができるビジネスサービスを横断的に結び付けることが可能になります。

●価格および販売開始時期

• HP IMC Virtual Application Networks Manager Moduleは、日本での販売価格は現時点では未定となっておりますが、米国では$9,995の小売販売価格となっており7月に販売を開始予定です。
• HP IMC Extended Application Program Interface (APIs)も米国での小売価格は$9,995を予定しており、上記モジュールと同時期に販売を開始予定です。


■日本HPプレスルーム
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