多様化するワークスタイルに適応する、新タブレット、PC、プリンター
2014年5月15日
日本ヒューレット・パッカード株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、社長執行役員:ジム・メリット)は、法人向けに以下の新製品を発表します。
・ 業界最小クラスのミニデスクトップPC: HP EliteDesk 800 G1 DM
・ Windows 8.1搭載タブレット: HP ElitePad 1000 G2、HP Pro Tablet 610 G1
・ 最速70枚/分の高速A4インクジェットプリンター:
HP Officejet Enterprise Color MFP X585シリーズ(複合機)
HP Officejet Enterprise Color X555dn(プリンター)
新製品は、日本HPのオンラインストアHP Directplus( http://www.hp.com/jp/directplus/ )、HP Directplusコールセンター、日本HP販売代理店、HP Directpartnerにて、順次販売を開始します。
デバイスの多様化は、セキュリティのリスクや管理工数の増加など、IT管理部門の負荷増大につながっています。さらに、Windows XPの延長サポート終了に伴い、セキュリティへの対応は企業にとって大きな課題ということが改めて認識されています。
今回発表する新製品は、強固なセキュリティ機能を標準搭載したタブレットやデスクトップPC、印刷ジョブの暗号化やユーザー認証に対応したHPとして初となるインクジェットプリンターなど、それぞれ充実したセキュリティ管理機能を標準で搭載し、追加コストなしでオフィスにおけるデバイス管理の負荷軽減とIT環境のセキュリティ強化を実現します。あわせて、ライセンス販売を開始するデータセキュリティ一元管理ソリューションは、混在するデバイス環境の管理強化を支援します。
新製品の主な特長は以下の通りです。
■デスクトップPC、タブレット
<容量約1リットルのコンパクトなデスクトップPC 「HP EliteDesk 800 G1 DM」>
「EliteDesk 800 G1 DM」は、幅34×奥行177×高さ175mm、容量 1.05L、業界最小クラスのコンパクトな筐体に、省電力、管理性、セキュリティのフルスペックを兼ね備えたデスクトップPCです。
搭載プロセッサーは、低消費電力型のインテル® Celeron®/Pentium®/Core™ i3/Core i5/Core i7 Tシリーズから選択可能で、通常消費電力8W以下(Core i3-4130T、SSD搭載時)の省電力を実現しています。また、ハードディスクの暗号化、デバイスのアクセス制限、パスワード管理など、充実のセキュリティ機能を同一GUIで提供する「HP Client Security」を標準搭載しています。
VESA規格のモニターマウントキットや、デスクの天板下への収納を可能とする「HP Quick Release」などのオプションを使用すれば、本体の設置スペースを実質ゼロにすることが可能です。省スペース性を活かし、オペレーター用の端末や、店舗で使用するPC、特定ソリューションを組み込むベースモデルとしても利用できます。
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP EliteDesk 800 G1 DM | 85,000円~ | 5月15日 |
※4GBメモリ構成での価格です。2GBメモリは8月上旬販売開始予定で、その場合のHP Directplus価格は79,000円です。
<LTE対応モデルもラインアップ、高機能タブレット「HP ElitePad 1000 G2」>
「HP ElitePad 1000」は、薄さ9.2mm、重さ約650gの薄型軽量ボディに、1,920X1,200ドットの高解像度10.1インチIPS液晶タッチパネルを搭載する、Windows 8.1搭載タブレットです。
アルミニウム製ユニボディをベースに、ガラス面に薄くて剛性の高いCorning® Gorilla® Glass 3を採用するなど、米軍の調達基準「MIL-STD-810Gテスト」をクリアする優れた堅牢性を備えています。また、従来機種「HP ElitePad 900」と比較して、ディスプレイの反射の削減(12%)、輝度のアップ(8%)を実現し、より明るく、屋外での使用でも、さらに見やすくなりました。プロセッサーには4コア/64bitのインテル® Atom™ Z3795を搭載し、最大約4倍のパフォーマンスを発揮するグラフィックス機能と、最大約2倍のパフォーマンスを実現するLPDDR3メモリの採用により、低消費電力でありながら、快適なレスポンスを実現します。通信モジュールには、KDDI(au)、NTTドコモのマルチバンド対応のLTE通信モジュールを搭載したモデルをそれぞれ用意し、高いスループットとビジネスに求められる安定した通信を実現しました。
純正のオプションとしてバーコードスキャナーと磁気カードリーダーを搭載したリテールジャケット、ElitePadをPOSレジとして利用できるリテールドッグ、指紋認証やスマートカードに対応したセキュリティジャケットなど、豊富な拡張ソリューションとの組み合わせによって幅広い業務で活用できます。
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP ElitePad 1000 G2 WiFiモデル | 69,000円~ | 6月下旬予定 |
HP ElitePad 1000 G2 for au | 114,000円~ | 6月下旬予定 |
HP ElitePad 1000 G2 for DOCOMO | 114,000円~ | 6月下旬予定 |
<データセキュリティ一元管理ソリューション「Secure Doc™ for HP」>
WinMagic社のデータセキュリティ一元管理ソリューション「Secure Doc for HP」のライセンスを、日本HP販売代理店より販売開始します。HPのクライアントPCにプリインストールされる「HP Client Security」の暗号化機能「Drive Encryption」と同じアルゴリズムのため、既に暗号化されているハードドライブを復号化する必要がなく、導入工数の軽減が可能です。また、ハードドライブのリカバリ領域は暗号化しない独自の作りこみをおこなっているため、万が一のハードドライブの不具合の際もリカバリ領域からのスムーズな復旧が可能です。
製品名 | 希望小売価格(税抜) | 販売開始日 |
SecureDoc for HP製品用ライセンス(1-499) | 10,500円 | 6月下旬 |
※ライセンス数によって価格は異なります。また、価格には1年間の初年度保守が含まれます。
また、法人向けタブレットに、お求めやすい価格帯の製品を追加しラインアップを強化します。
「HP Pro Tablet 610 G1」は、1,920X1,200ドットの高解像度10.1インチIPS液晶タッチパネル、4コア/64bitのインテル Atomプロセッサー Z3795(Windows 8.1 Proモデル)など、上位機種と同等の基本性能を備えた、Windows 8.1搭載タブレットのスタンダードモデルです。シンプルな構成ながら、microHDMI、microUSB、microSDXCなど豊富な拡張ポートを備え、お求めやすい価格を実現しました。64bitプロセッサー(Atom Z3795)/4GBメモリ/64GB SSDを搭載したWindows 8.1 Pro搭載モデルと、32bitプロセッサー(Atom Z3775)/2GBメモリ/32GB SSDを搭載したWindows 8.1搭載モデルを用意しています。「HP Pro Tablet 610 G1」は「HP Client Security」は非搭載となります
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP Pro Tablet 610 G1 | 55,000円~ | 6月中旬予定 |
■インクジェットプリンター
<管理機能を強化した超高速A4インクジェットプリンター
「HP Officejet Enterprise Xシリーズ」>
HPの次世代インクジェットプラットフォームである「HP ページワイドテクノロジー」を搭載した新製品は、最速70枚/分(*1)の印刷スピードや、同価格帯のレーザープリンター比で最大50%ランニングコスト低減を実現した「HP Officejet Pro Xシリーズ」の特長はそのままに、エンタープライズで求められるセキュリティやデータ管理機能を強化したA4インクジェット複合機/プリンターです。
【複合機】
製品名 | HP Directplus価格
(税抜) | 販売開始日 |
HP Officejet Enterprise Color MFP X585f | 278,000円 | 5月29日 |
HP Officejet Enterprise Color Flow MFP X585z | 328,000円 | 5月29日 |
【プリンター】
製品名 | HP Directplus価格(税抜) | 販売開始日 |
HP Officejet Enterprise Color X555dn | 148,000円 | 5月29日 |
≪セキュアなプリント環境を実現する充実のソリューション≫
「X585f/X585z/X555dn」は、Universal Print Driverとの組み合わせによる印刷ジョブの暗号化や、PIN入力機能による暗証番号プリント、Windows認証/Kerberos認証、LDAP認証など多彩なユーザー認証に対応し、印刷データの漏洩を防止します。また、これらの機能を実現する基盤である、PCのOSのように将来の機能拡張を可能にする「HP Future Smartファームウェア」や、ひとつのソリューションイメージで対応プリンターすべてをサポートできる開発プラットフォーム「OXP(Open Extensibility Platform)」をインクジェットプリンターとして初めて採用するなど、プリンター管理の効率化を実現します。その他、ユーザー・アプリケーション毎のカラー出力制限が可能な「HP Color Access Control」、無償の高機能デバイス管理ツール「HP Web Jetadmin」への対応など、使いやすい管理機能を多数搭載します。
≪ワークフローを効率化する各種機能を備え、ビジネスの生産性を向上≫
複合機の「X585f/X585z」は、角度調節が可能な8インチフルVGAのカラー液晶タッチスクリーンを搭載し、スキャン文書のプレビューや編集が行えるなど、快適な操作性を実現します。また、複雑なワークフローを登録して自動化できるクイックセットに対応します。
複合機の上位モデル「X585z」では、両面同時スキャンが可能なシングルパス・両面ADF、ADFにおける用紙の重送を検知する「HP EveryPage」、OCR(光学式文字認識)機能の搭載や、スキャンデータをMicrosoft® SharePoint® 2010に直接送信可能な「スキャンto SharePoint」に対応するなど、スキャン機能を強化しています。
*1: ISO 24734サンプルページを「一般オフィスモード」で片面連続印刷した際の印刷スピード。
■ HP法人向けデスクトップPCに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/desktops
■ HP法人向けタブレットに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/tabletpc
■ HP法人向けインクジェットプリンターに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/bizink
■ 製品写真ライブラリ
(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
法人向けデスクトップPC:http://www.hp.com/jp/business_desktop_pr
法人向けタブレット:http://www.hp.com/jp/business_tablet_pr
法人向けインクジェットプリンター:http://www.hp.com/jp/inkjet_pr
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文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■ お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター TEL: 0120-436-555
HP Directplus サイト: http://www.hp.com/jp/directplus/
モバイルサイト: http://h50205.www5.hp.com/m/
ホームページ: http://www.hp.com/jp/