プレスリリース: 2019年07月09日

日本HP、3Dプリンティングソリューションを拡充し、デジタルマニュファクチャリングを推進

生産性が向上した「HP Jet Fusion 5200」シリーズと、フルカラーと白色での造形が可能な「HP Jet Fusion 500」シリーズを発表



2019年7月9日

株式会社日本HP


株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、企業のデジタルマニュファクチャリングへの移行を加速する新しい3Dプリンティングソリューションとして、「HP Jet Fusion 5200」シリーズと「HP Jet Fusion 500」シリーズを発表し、2019年9月から出荷を開始します。
現行製品「HP Jet Fusion 4200」シリーズの上位機種で生産性がより高く大量生産向けの「HP Jet Fusion 5200」シリーズと、カラーパーツの造形に対応する「HP Jet Fusion 500」シリーズを追加し、お客様の多様なニーズに対応します。

7月17日(水)から開催される「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋」では、「HP Jet Fusion 5200」シリーズを国内で初めて展示します。

〈高い生産性によりデジタルマニュファクチャリングを加速する「HP Jet Fusion 5200」シリーズ〉
「HP Jet Fusion 5200」シリーズは、進化したハードウェアに加え、各種ソフトウェア、サービス、新材料への対応により、製造現場での本格稼働に適したソリューションで、HP Jet Fusionシリーズにおいて、生産性や、再現性、造形品質を大幅に向上しています。3Dプリンティングを活用して最終製品を量産するデジタルマニュファクチャリングは、お客様の需要に合わせた柔軟な設計や生産体制の実現に加え、金型の費用、在庫の保管、物流などに関わるコスト削減、製品ライフサイクルを通じた産業廃棄物や二酸化炭素排出量の削減の効果があり、サステナビリティの観点からも着目されています。

「HP Jet Fusion 5200」シリーズの主な特長は下記の通りです。

・より高速な造形スピードとワークフロー
高出力なランプを搭載することにより、造形のスピードが大幅に向上しました。また、新しく用意された「HP Jet Fusion 5200 3D ナチュラルクーリングユニット」を使用することで、ビルドユニットを効率的に使用でき、稼働時間を大幅に引き上げることが可能になりました。「HP 3D Center 」ソフトウェアによるジョブ管理やリモートでのリアルタイムモニタリングにより、オペレーションを最適化することができます。

・より高い造形品質の実現
進化したハードウェアと「HP Jet Fusion 5200」シリーズ専用ソフトウェア「HP 3D Process Control」は、より高い造形精度と再現性を実現します。「HP 3D Process Control」は「HP Jet Fusion 5200」シリーズのオプションとして導入できます。

・新材料への対応
「HP Jet Fusion 5200」シリーズは、より多くの材料への対応が可能となります。従来の「HP 3D High Reusability PA11」、「HP 3D High Reusability PA 12」(*1)に加え、化学企業のBASFが開発した熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)「BASF ULTRASINT™ 3D TPU01」を「HP Jet Fusion 5200」シリーズ専用材料として追加します。「BASF ULTRASINT 3D TPU01」は、柔軟性と伸縮性が必要なパーツに適しています。

・持続可能な設計と製造
「HP Jet Fusion」シリーズは、業界トップレベルの最大80%の高い再利用率で、使用済み材料を繰り返して造形に使用できます。100%バイオベースポリマー「HP 3D High Reusability PA11」で造形されたパーツは、他のポリマーと比較して二酸化炭素排出量が約28%低いなど、環境に配慮したパーツを造形することが可能です。(2017年ISO 14040/ 44準拠)

「HP Jet Fusion 5200」シリーズは、標準モデルの「HP Jet Fusion 5200 3D プリンティングソリューション」と、より大量生産を目指すお客様に向けた「HP Jet Fusion 5210 3D プリンティングソリューション」の2機種を投入します。



《デジタルマニュファクチャリングの未来を拓く業界アライアンスを強化》
HPは、企業のデジタルマニュファクチャリングへの移行を促進するため、シーメンス、BASF、マテリアライズとの戦略的アライアンスを拡大しました。

HPは、オートメーションとデジタライゼーションのイノベーションリーダーであるシーメンスとの提携を拡大しました。「HP Jet Fusion 5200」シリーズ を含むHPの3Dプリンティングおよびデータインテリジェンスプラットフォームと、シーメンスのDigital Enterpriseソフトウェアポートフォリオを統合したエンドツーエンドの積層造形ソリューションの提供を目的としています。両社の強みを合わせることで市場を拡大し、お客様がユニークな製品設計、高品質3Dパーツの迅速な市場投入、積層造形の可能性を最大化するデジタルファクトリー環境の構築を支援します。

HPは、世界で業界をリードする化学企業であるBASFと提携を拡大しました。BASFによりHPの最新3Dプリンティングソリューション向けに先進的な認定材料が提供されます。本パートナーシップは、市場成長だけでなく、顧客がBASFのマテリアルサイエンスとHPの3Dプリンティング能力を組み合わせて新しいアプリケーションを設計、開発できるよう支援することを目指しています。両社はすでに、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングシステム」でBASFの「ULTRASINT」TPUを利用した新しいアプリケーションについて、世界最大の風力タービンプロバイダーのVestas、3D設計および製造サービスプロバイダーのSculpteoとの協業を開始しました。

HPは、3Dプリンティングサービスとソフトウェアのリーディング企業であるマテリアライズとパートナーシップを拡大し、「HP Jet Fusion 5200」と「HP Jet Fusion 500」を、マテリアライズの Build ProcessorとMagics 3D Print Suiteに統合します。マテリアライズは、最新の「HP Jet Fusion 5200」の初期導入企業として、BASFの最新のTPUやその他入手可能な材料を使用する顧客のために画期的なアプリケーションを開発しています。

海外ではAvid Product Development、BASF、ジャガー・ランドローバー、Kupol、マテリアライズ、Sculpteo、Prodartis、ヴェスタなど、自動車、工業、消費者向け製品および製造業の数々の企業が、「HP Jet Fusion 5200」シリーズの新しいアプリケーションを開発しています。



〈カラー対応機「HP Jet Fusion 500」シリーズ〉
日本HPは、新たにフルカラーまたは白色のパーツの造形が可能な「HP Jet Fusion 500」シリーズをラインアップに追加します。「HP Jet Fusion 500」シリーズは小型な筐体や操作の容易さや導入しやすい価格が特長で、製造業の設計試作部門や、大学などの教育機関においても最適です。また、この「HP Jet Fusion 500」シリーズの登場により、ユーザーは初期のデザイン試作から量産までを一貫してHP Jet Fusionプラットフォーム上で造形することができ、新しいデザインやアプリケーションの開発を容易に行えるようになります。「HP Jet Fusion 500」シリーズは3つの主要なカラーファイルフォーマット(OBJ、VRML ver.2.0、3MF)をサポートするため、ファイル変換やデータ破損のリスクを低減し、必要なパーツを確実かつ簡単に造形できます。

「HP Jet Fusion 500」シリーズは、白色モデルが造形可能な「HP Jet Fusion 540 3D プリンティングソリューション」と、フルカラーでの造形が可能な「HP Jet Fusion 580 3D プリンティングソリューション」の2機種を投入します。

今回、「HP Jet Fusion 500」シリーズ用に新しい材料「HP 3D High Reusability CB PA 12」を発売します。この材料を使用したパーツは、「HP Jet Fusion 5210/5200/4210/4200」により「HP High Reusability PA 12」で造形したパーツとほぼ同等の機械的特性があります。



〈国内での導入と取り組み〉
HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューションを活用した造形受託サービスならびにHP Jet Fusionシリーズの販売を行うSOLIZE Products株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長:後藤 文男)は、現在3台稼働している「HP Jet Fusion 4210 3D プリンティングソリューション」に加えて「HP Jet Fusion 5200 3D プリンティングソリューション」の増設を決定しました。これにより、日本HPと共同で進めている補給部品コンサルティングサービスや、各種小ロット製品の受託製造事業をさらに加速します。

7月17日(水)から開催される「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋」(URL: https://expo-nagoya.jsae.or.jp/ )では、「HP Jet Fusion 5200 3D プリンティングソリューション」を国内で初めて展示します。また、HP Jet Fusion シリーズで造形した自動車部品事例も展示する予定です。
 展示場所:SOLIZE グループ ブース ( 第三展示館 No.187)

「HP Jet Fusion 500」シリーズは、今後、HPの3Dプリンティング・マスターパートナーである武藤工業株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:早川 信正)とリコージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:坂主 智弘)においてデモ機の展示や、ベンチマーク造形による技術検証などを行います。



*1:「HP 3D High Reusability PA11/PA 12」を使用して推奨のパッキング密度で製造した場合、粉末焼結積層造形法(SLS)テクノロジーと比較し、業界トップの余剰粉末再使用率を達成。機械的性能を損なうことなく、優れた再利用率を提供。ASTM D638、ASTM D256、ASTM D790、ASTM D648に従い、3Dスキャナを用いてテスト。テストのモニタリングには、統計的プロセス制御を使用。



HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューションに関する情報は、以下のURLを参照してください。
 https://jp.ext.hp.com/printers/3d-printers/


製品写真ライブラリ
 http://www.hp.com/jp/3dprinter_pr


プレスルーム
 http://www.hp.com/jp/pressroom/


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