HP、森林の保護、再生、管理で世界自然保護基金と協働

持続可能な森林に向けたHPのイニシアチブ 「HP Sustainable Forests Cooperative 」を発表



2019年10月8日

株式会社日本HP

本リリースは、HP Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト)が、2019年9月23日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

本発表のハイライト:

● プリンティングのフォレスト・ポジティブ(*1)な未来を創造するための取り組みを発表

・世界自然保護基金(以下「WWF」)と提携し、森林へのポジティブな行動を実行
・森林の保護、再生と、森林管理の改善に貢献
・20万エーカーの森林の再生、保護、保全に尽力
・森林保全に対する消費者の要求に、持続可能な調達を超えて対応
・サプライヤーに対し、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)によるFSC認証取得を奨励

● インターナショナル・ペーパー社とFSCが持続可能な森林に向けたHPのイニシアチブ「HP Sustainable Forests Cooperative」(*2)を支持

HP Inc.(以下「HP」)は世界経済フォーラムの持続可能な開発サミットにおいて、長期にわたるパートナーであり自然保護のリーダーであるWWFと共に、プリンティングにおけるフォレスト・ポジティブな未来を創造するための以下の取り組みを発表しました。HPはWWFと協働で、ニューヨーク市の面積に相当する20万エーカーの森林の再生、保護、保全に取り組みます。またHPは、今回の5年契約の一環として、WWFが取り組む森林の科学的根拠に基づいた目標設定の開発と、森林の再生と森林管理の改善により炭素と自然にもたらされる相乗効果の推定を支援します。WWFが主導するこの新しい取り組みは本年11月から開始します。2つの大規模な森林再生と管理プロジェクトは、「HP Sustainable Forests Cooperative」における最初の取り組みとなります。

WWFとの協働により、世界でプリンティング業界をリードするHPは、世界の森林保護に投資し、持続可能なプリンティングを目指して意義のある行動を起こします。「HP Sustainable Forests Cooperative」は、持続可能な繊維調達プログラムにとどまらず、ただちに行動を起こし、次世代のために森林生態系を保護、改善することを他者にも奨励することを目的としています。HPの目標は、HP製品による印刷が、責任あるFSC認証とリサイクルされた繊維調達を増やすと同時に、次世代のために世界の森林の再生、保護、管理の改善に貢献することです。

HPのイメージング&プリンティングソリューション担当プレジデントであるチュアン・トラン(Tuan Tran)は次のように述べています。「HPは、より持続可能な未来を創造するためのテクノロジーとパワーを活用したより良い未来を思い描いています。HPがWWFやFSCをはじめとした機関と協力しているのはそのためです。業界やお客様、地域社会のために世界の森林を再生、保護することで、プリンティングのフォレスト・ポジティブな未来を創造します。」

フォレスト・ポジティブな未来
5年間で、HPは1,100万ドルをWWFに寄付し、危機にさらされているブラジル大西洋岸森林の一部再生と、中国の国有農場と植林の持続可能な管理向上を支援し、最終的に計20万エーカーの面積を保護する予定です。

また、HPは、WWFが取り組む森林の科学的根拠に基づいた目標設定の開発に貢献します。今回の協働では、人や植物、動物に相乗効果をもたらす森林生態系や自然を再生、保護するために主要な地域で必要とされる森林の量と質に関する必要な指針を提供します。HPは、企業のさまざまな保全の取り組みに関連して、気候や水、生物多様性の効果を推定できる外部ツールの開発を支援する予定です。

WWFの理事長兼CEOであるカーター・ロバーツ氏(Carter Roberts)は次のように述べています。「世界中の森林が減少することで、ますます気候が不安定になり、何十億人もの命や生活を支える豊かな生物多様性が脅かされています。森林の世界的な喪失と劣化を解決するために、企業は自社のサプライチェーンを超えて、これらの重要な生態系を保護し、再生する大胆な戦略を実行する必要があります。HPの新しいプロジェクトは、有意義で持続的な変化を実現し、他の業界リーダーの行動を促す可能性を秘めています。」

行動への呼びかけ
1分間にサッカー場27個分の資源豊富な森林が破壊されている中、HPは、より良いビジネスモデルの構築や、効果的な協業、迅速な行動を起こすタイミングは今だと確信しています。そのため、HPはインターナショナル・ペーパー社などの世界的大手の製紙会社と協業しています。インターナショナル・ペーパー社の責任ある調達繊維量は一年間に700万トンを超え、これは地球上で最大の動物であるシロナガスクジラ5万頭分の体重に相当します。

さらに、インターナショナル・ペーパー社とWWFは、繊維の持続可能な調達に対する意欲的な目標に向けて協業しており、初の科学的根拠に基づいた森林保全目標を掲げています。HPは、WWFとインターナショナル・ペーパー社がすでに取り組んでいる保全活動を拡大していきます。長年のFSCの出資者と認証保有者として、インターナショナル・ペーパー社は自社のサプライチェーンの内外で、持続可能な森林の管理、保全、再生の取り組みに尽力しています。

インターナショナル・ペーパー社のグローバルシチズンシップ担当バイスプレジデントであるトム・クリーブス氏(Tom Cleves)は次のように述べています。「既存の繊維サプライチェーンを超えて、森林生態系を保全、再生する活動を推進する当社の取り組みにHPが参画する決定をしたことを嬉しく思います。HPが、すべてのサプライヤーに責任ある調達を行う責任を課し、購入する紙が再生可能で持続的に管理された森林から作られていることを消費者に正確に伝えていることを称賛します。」

今後について
HPブランドの用紙は、森林破壊ゼロの目標を達成しています。本日発表したプロジェクトに加えて、HPは、責任を持って管理される森林の重要性についての認識を高め、FSC認証と森林に優しい製品に対する需要を創出していく予定です。

米国FSCの理事長であるコーリー・ブリンキマ氏(Corey Brinkema)は次のように述べています。「世界で最も信頼されている森林認証制度であるFSC認証をうけた責任ある森林管理は、木材や繊維だけでなく生物多様性やきれいな水、炭素貯蔵にとっても不可欠です。我々は、日々のニーズを満たすために森林品を使用しますが、HPの新しい取り組みは、現在と次世代のために森林を保護し、気候変動と戦うために必要なビジネスリーダーシップを示すものです。」

HPは炭素排出量やエネルギー使用量を削減する一方で、再生材料と海洋プラスチックを製品に使用する量を増やす取り組みも続けています。HPは2020年までに梱包材に対する森林破壊ゼロを達成する見込みです。また、2025年までに、HPのパーソナルシステムズとプリンティング製品全体で、使用済み再生プラスチックの使用量を30%まで増やすよう尽力しています。



*1:実業界では数年にわたってフォレスト・ポジティブという用語について議論されています。フォレスト・ポジティブは、以下の3つの行動を必要とします。1) 直接的な影響を利用する(責任のある調達)、2) 自然から与えられる持続可能性の目標に基づいた現場での行動を支持する、3) 森林およびガバナンスを改善するために他者と協業する。
WWF: https://www.worldwildlife.org/blogs/sustainability-works/posts/creating-a-forest-positive-future

*2:HPのSustainable Forests Cooperativeは、プリンティングの持続可能な繊維調達と植林にとどまらず、業界およびNGOとのパートナーシップにより、森林の生態系全体について考察します。これには、生きるために森林に依存し、森林劣化に直接影響を受ける動物や地域社会が含まれます。HPの取り組みは、ただちに行動を起こすことを推進し、次世代のために森林生態系を保護、改善することを他者にも奨励することを目的としています。



HPについて
HP Inc.は、世界中のあらゆる場所のすべての人々の暮らしを向上させるためのテクノロジーを創出しています。パーソナルシステムズ、プリンター、3Dプリンティングソリューションの製品やサービスを通じて、驚きの体験を提供します。HPに関する詳細は、http://www.hp.com を参照ください。



「HP Sustainable Forests Cooperative」のプレスキットは、以下のURLを参照してください。(英語)
 https://press.ext.hp.com/us/en/press-kits/2019/hp-sustainable-forests-cooperative.html


HPにおけるサステナブルインパクト
 https://jp.ext.hp.com/info/sustainability/


プレスルーム
 http://www.hp.com/jp/pressroom/


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